看護師として病院で働く前に準備しておきたいナースグッズ

#ナースグッズ
#看護師1年目

春から新しい年度が始まり、病院で看護師として初めて働く方も多いと思います。「初めて看護師として働くけど何を準備したらいいか分からない。」そんな看護師さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな看護師さんのために病院で働く前に準備しておきたいナースグッズをご紹介します。

揃えておくべきナースグッズ

1年目で必要なナースグッズには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、1年目の看護師が病院で使うグッズを紹介します。例えば、病院で毎日使用するナースグッズとしてナース服やナースシューズ、メモ帳やペンなどがあげられます。また、ナースグッズには病院から支給されるものと自分でそろえる必要があるナースグッズがあります。具体的には下記のようなナースグッズがあります。

病院で支給される物

  • ナース服

病院では指定のナース服もしくはスクラブが支給されること多いです。

前もって採寸し、2~4枚程度支給されます。

病院で一部支給されるまたは共有されるナースグッズ

  • ナースシューズ

サイズを伝えると病院から支給される場合があります。

また、自分で購入をし、その後請求するケースもあります。その時白や黒など色を指定される場合もあります。

  • 駆血帯

 採血時の駆血で使用します。

 病棟毎に共有物品として置いている場合が多いです。

 しかし、採血で使用する頻度が多いため看護師個人で持っていることも多いです。

 ゴム製のものはアルコール綿でふくことができるため、汚れても清潔に保ちやすいです。

 今では布製のゴムのものもあり、ワンタッチで駆血の解除ができるため使いやすいというメリットがあります。

  • 聴診器

 病棟毎に共有物品として置いている場合が多いです。

 使用する頻度も多いため、ほとんどの看護師が個人で持っている場合が多いです。

自分で購入が必要なナースグッズ

  • 靴下

指定ある場合あります。

例)色は白のみ。ワンポイントのみ。

  くるぶしが見えない長さの靴下等

※手術室の看護師の場合は、手術時は別途支給される靴下を着用するケースがあります。

  • カーディガン

冬のみ等期間限定な場合が多いです。

紺や黒、白などの色の指定がある場合があります。

  • ペンケース、ナースポーチ

 ポケット内の整理をするために使用したり、ポケットの中に入らないものをナースポーチ内に入れ整理するのに便利です。持っていない看護師も多いです。

  • ペンライト

 救急カートに入っているものですが、病棟の看護師では個人で1本持っていることが多いです。

  • はさみ

 テープ類を切る際に使用することが多いです。

 はさみは危険物にもなるので無くさないように持ち手に伸び縮みがするバンジーストラップがついたものを使用している看護師が多いです。

  • 時計

 呼吸数等図ることもあるので秒針付きの時計を使用していることが多いです。

 また、ナースウォッチなど衣類から吊り下げるような時計を使用している方もいれば腕時計を使用している方もいます。患者さんの車いす移譲介助の時に皮膚を剥離するリスクがあるので、ナースウォッチをなるべく使用している看護師や患者さん介助時には時計等身の回りの物を外す看護師もいます。

  • 印鑑

 印鑑は使用する日誌等に使用するケースが多いです。

 キャップがないスタンプ式のものや2つ(6mm、9mm)の大きさの印鑑が1つになっているものが人気です。

  • 電卓

 輸液管理時の計算で必要になることがあります。

 あまり使用することがないため持っていない看護師もいます。

  • バインダー

 患者さんの情報をまとめたり、メモを取るときに使用することがあります。

 看護師1年目だとタイムスケジュール管理が重要になるのでタイムスケジュール表を挟むときにも使用します。

 個人情報を挟む場合もあるので折り畳み式を使用している看護師も多いです。

  • メモ帳

 患者さんやご家族からの要望や医師・先輩看護師からのアドバイスなどをメモするときに使用します。

ポケットサイズのメモ帳を使用していることが多いです。

  • ペン

 3色ボールペンと蛍光ペンを使用している看護師が多いです。

  • 定規(スケール表と一緒になったものもある)

 瞳孔系がついているものだと便利です(瞳孔系などはペンライトについていることもあります)。

 また、定規はスケール表(早見表)などと一緒になっている場合もあります。

  • ポケットブック・ポケットノート

 忘れてしまった場合などすぐに見返せるようにポケットに入るサイズのポケットブックやポケットノートを持っている看護師は多いです。

 ネットや本屋で売っている物を使用したり、自分で必要なものだけまとめたもを使用するなど様々です。

  • ハンドクリーム

 手洗いや手指消毒が多いため、乾燥するためハンドクリームを持ち歩いている看護師もいます。

診療科ごと

診療科ごとでも必要となるナースグッズが異なる場合があります。

精神科の場合

精神科の病棟では、急性期か回復期か慢性期かなどにもよりますが、ハサミやペンなど先のとがっている者は危険物となるためポケットに入れないことが多いです。また、持ち歩く際もすべてポケットから落ちないようにバンジーストラップを付けるなど注意をしています。隔離される部屋に入る際は身に着けている物をすべて外して対応します。

  • ボールペン
  • メモ帳
  • 時計

 

手術室看護師のナースグッズ

基本的に手術の現場では、ナースグッズを使用することは少ないです。しかし、研修等で使用することもあるので準備しておくことはいいかもしれません。手術室看護師が良く使うナースグッズは下記にものになります。

  • ボールペン
  • メモ帳
  • はさみ
  • バインダー

 

最後に

看護師1年目、社会人1年目であると分からないことも多くあると思います。病棟で必要なナースグッズを集める時にはぜひこちらの記事を参考にしてください。病院や病棟ごとで支給される物や個人で準備が必要な物など異なると思うので、入職後に確認することをおすすめします。ぜひ、素敵なナースライフをお過ごしください。